立山町観光振興で動画 近畿大生、ショート24本制作

 立山町と連携協定を結ぶ近畿大経営学部の学生らは、町の観光振興を目的にしたショート動画を制作した。長さやテーマ別に24本あり、7日に町元気交流ステーションで開かれた報告会で紹介した。町は今後、活用できる動画を選んで町観光協会の公式交流サイト(SNS)に掲載し、魅力の発信に役立てる。

 町と経営学部は2022年に地域社会の活性化を目指す連携協定を締結。動画制作は経営学部と短大部の教員2人、学生5人が昨秋から取り組み、10月22~25日に町中心部の五百石地区や、立山黒部アルペンルートを訪れ、自然やグルメ、神社、富山地方鉄道の電車などの風景を撮影した。

 報告会では学生がSNS上で再生回数が増えるよう工夫した点、一つ一つの動画で大切にしたテーマなどを伝えた。町と観光協会は公式ホームページとSNSの欠点についても学生から指摘を受けた。順次改善を図る。

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