ノロウイルス陽性者が給食調理、新潟魚沼市の小学校 給食提供直前に判明、代わりの食事提供

 新潟県の魚沼市教育委員会は2月7日、宇賀地小学校でノロウイルス検査の陽性者が6日の給食調理業務を行っていたと発表した。給食提供直前に判明し、児童への給食提供を中止し、代わりの食事を出した。

 魚沼市では感染の機会が増える冬季に、全調理員を対象にノロウイルスの検査を実施している。2月2日に検査機関から陽性の報告を受けた魚沼市教委学校教育課が、宇賀地小に連絡したが、当該調理員や他の調理員に情報が伝わらず、当初予定の6日も勤務した。7日は接触のない別の調理員が給食調理を行った。

 魚沼市教委は「組織全体で反省し、関係者で情報の流れをあらためて確認し再発防止に取り組んでいく」とした。

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