南陽市内のラーメン店を巡ってカードを集める「なんようしのラーメンカードラリー」が終了し、参加者は過去最多となる延べ2万6864人で、県外客が約5割増しと大幅に伸びた。経済効果（総務省ホームページの計算ツールより算出）も1億7千万円と過去最高となった。
市ラーメン課によると、カードラリーは1店舗利用するごとにカードを受け取るシステムで、今回は41店が参加した。昨年11月1日から今年1月31日までの92日間で行われた。延べ利用者のうち、県外が4507人と、前回の2988人を1519人上回った。
白岩孝夫市長は「ラーメン消費額で2年連続日本一を達成した山形市からの参加者も多く、連続Vに貢献できた可能性がある。連携しながら『ラーメン県』を盛り上げたい」と語った。
7日には、人気漫画「ラーメン大好き小泉さん」とのコラボ賞品の当選者を決める抽選会が南陽市役所で開かれた。3枚を集める3カード賞達成者が応募できるWチャンス賞（応募1204件）が対象で、漫画作者・鳴見なるさんのサイン入り単行本などの当選者35人が決まった。
