介護予防運動で楽しく体を動かそう 大蔵で「ピンピンピック」

特産品の模型を投げ込む参加者=大蔵村中央公民館

 理学療法士や作業療法士らが考案した大蔵村独自の介護予防運動で楽しく体を動かす「冬季! ピンピンピック(介護予防大会)」が7日、村中央公民館で開かれた。

 健康づくりを目的に村が主催し、4回目。村内10地区のサロンに参加する村民ら約130人が14チームに分かれて団体戦を行った。村特産のトマトやネギの模型を手渡しで運ぶ「野菜出荷リレー」、巨大雪だるま「おおくらくん」などを模したミニチュアを投げて陣地を取り合う「陣取り合戦」など3競技で争った。

 加藤正美村長ら村幹部職員でつくる特別チームも出場し、各チームは歓声を上げながら競技に興じていた。大会最高齢で陣取り合戦に出場した山下善太郎さん(93)=赤松=は「多くの人と一緒に参加できて楽しかった。日々の運動を大切にして長生きしたい」と笑顔を見せた。

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