広島商工会議所が行った景気観測調査で、1月の企業の景況感は全体で11か月ぶりにマイナスになりました。
広島商工会議所が1月、県内企業117社に行った調査によりますと、「景気が良い」とする企業の割合から「悪い」とする割合を引いた景況感の指数はマイナス6・0で、前の月から14・1ポイント下がりました。
マイナスになったのは11か月ぶりです。
製造業は16・3ポイント下がり、非製造業も12・6ポイント下がりました。
製造業の中で50ポイント以上大幅に下がったのは「自動車関連」で、これは大手自動車メーカーの不正による生産停止の影響が大きいということです。(複数の部品メーカーから声)
全体のマイナス要因は長引く物価高、エネルギー価格の高騰で収益性が悪化したことや慢性的な人手不足があるとしています。