越前そばや越前がにで知られる福井、実は肉食系ー？ 総務省が2月6日に発表した2023年の家計調査で、福井市は「カツレツ」や「天ぷら・フライ」、「やきとり」で全国1位の支出額の高さだった。
都道府県所在地や地方別の1世帯当たりの年間支出金額が発表された。福井市のカツレツの支出額は3209円で、全国で唯一3千円台に。2番目に高かったのは富山市（2985円）、3位が金沢市（2687円）で北陸が上位を占めた。天ぷら・フライは福井市が1万4916円で最も高く、2位が富山市（1万3545円）、3位が高松市（1万3187円）だった。「やきとり」は福井市が3238円で、2位の東京が3007円、3位は宇都宮市で2899円。
「焼き肉」は高知市の1万8886円が最も高く、福井市の1万2186円は2位にランクイン。「コロッケ」は大津市の3060円、次に福井市の2710円が続き、全体的に“肉食”の料理は福井市が上位に並んだ。
ちなみに「日本そば・うどん」の1位は高松市で1万7604円。福井市は5128円で35番目だった。エリア別では北陸地方が8323円で最も高かった。
このほか「電気代」は福井市が全国で最も高く18万3888円、2位は松江市の16万5714円、3位は金沢市の16万2610円だった。
