広島県が新年度予算案発表 賃金と物価の好循環を実現 知事「元気をブーストさせていく」

県は、新年度の当初予算案を発表しました。一般会計は1兆957億円で2年連続で減少しました。

湯崎英彦知事
「広島発で賃金と物価の好循環を実現して、経済の正のスパイラルを描いていく。そして、広島のいたるところで元気をブーストさせていきたい」

新年度の一般会計当初予算案は、新型コロナの5類移行に伴う対策費の減額などで、今年度より446億円少ない1兆957億円と、2年連続の減少となりました。

集中的な取り組みとしては、賃金と物価の好循環を実現するとして、物価高騰への対応に約145億円が計上されました。

主な新規事業としては、G7サミットを契機に広島の知名度が高まるなか、「ひろしまブランド」向上のため、首都圏で食の魅力の浸透を図る「おいしい!広島推進事業」に1億円が計上されています。

新年度当初予算案は、13日に開会する県議会の2月定例会で審議されます。

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