新東名トンネル火災 約15時間ぶりに通行止め解除に 「タイヤがバーストして煙出た」大型トラックなど6台焼き1人けが

2月9日午後、静岡市葵区の新東名高速でトンネル火災があり、大型トラックと積載していた車5台の計6台を焼き、約4時間後に消し止められました。この火災の影響で、新清水JCT~新静岡ICの上下線で一時通行止めとなりましたが、10日午前7時、約15時間ぶりに解除されました。

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9日午後4時前、静岡市葵区の新東名高速下り線で「大型トラックで走っている際にタイヤがバーストし、煙が出ている」と運転手から警察に通報がありました。事故直後の映像を見ると、車を積んでいた大型トラックのフロント部分から激しい炎が上がっているのがわかります。

警察によりますと、火は大型トラックと積んでいた車5台を焼失、また消防によりますと、トンネル内は黒煙がひどく充満していて、トンネル内への進入が難しく消火活動は難航していましたが、出火から約4時間に消し止められました。この火災でトラックを運転していた大阪府和泉市の男性会社員(48)が軽いやけどをしました。

この火災の影響で新東名高速は新清水JCTから新静岡ICまでの上下線ともに一時通行止めとなり、9日午後9時に上り線が、10日午前7時に下り線がそれぞれ解除され、約15時間ぶりに全線が通れるようになりました。

警察と消防は、火が出た詳しい原因などを調べることにしています。

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