高畠町の「まほろば冬咲きぼたんまつり」が9日、町太陽館前広場をメイン会場に開幕した。例年にない少雪の中での開催となったが、昼夜で違った表情を見せる大輪が訪れた人たちを魅了している。12日まで。
お産や安産にちなむ「牡丹姫(ぼたんひめ)伝説」が残る同町の恒例イベント。同広場と道の駅たかはた、よねおりかんこうセンター、高畠ワイナリーの計4会場に、本場・島根県からの直送と地元愛好家の作品を合わせ、約60種130鉢を展示した。同広場には、屋台なども出店。通常は5月ごろに咲く大輪の花々が、わらで編んだ「こも」の中で咲き誇り、夜にはライトアップとイルミネーションで、華やかに彩られた。
実行委員会(委員長・冨樫雅彦町観光協会理事長)が毎年開いており、今回で23回目。期間中は、雪遊びや町内周遊バスツアーなどのイベントが計画されている。