思案橋で「はしご酒」楽しもう! 3月3日「吞みさるく」開催 12店舗×12蔵元 県産酒と料理提供

県産酒を手にイベント「吞みさるくNAGASAKI2024」をPRする盛り上げ隊と参加飲食店の関係者=長崎市本石灰町

 長崎県内の業務用卸業者らでつくる一般社団法人「県飲食観光業盛り上げ隊」(渡部孝代表理事、52社)は、長崎市内の思案橋周辺の飲食店で「はしご酒」を楽しむイベント「吞(の)みさるくNAGASAKI2024」を3月3日正午~午後6時に開く。市内飲食店12店舗と県内12蔵元がタッグを組み、県産酒と地元食材を使った料理の特別メニューを提供する。
 各店舗が、コラボ先となる蔵元の日本酒、焼酎、クラフトビールに合わせて、地元食材にこだわったつまみを考案。500円~2千円程度のセットメニューとして販売する。イベント参加者は事前に通行手形代わりとなる缶バッジを購入し、各店舗を飲み歩く。
 盛り上げ隊は、新型コロナ禍で打撃を受けた飲食業、観光業の活性化を図ろうと飲食店やホテルなどに食材や酒、花などを卸している業者を中心に2022年5月に設立。飲み歩きイベントは今回が初めてとなる。同法人の大場信之専務理事は「飲食店への来客は、体感としてはコロナ禍前の7~8割程度しか回復していない。イベントをきっかけに日常的なにぎわいへとつなげたい」と語った。
 缶バッジは前売り300円、当日500円。各飲食店などで購入できる。参加店舗や蔵元はイベントの公式サイトで確認できる。問い合わせは盛り上げ隊(電095.801.4611)。

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