どのチョコ、誰に渡す? 県内のバレンタイン商戦・定番、キャラクターなど品ぞろえ充実

バレンタインデーを前に、県内各店で商戦が佳境に入った=山形市・藤崎山形店

 バレンタインデーの14日を前に、県内各店で商戦が佳境に入った。最近では女性が男性へ贈るだけでなく自分用に少し高価なスイーツを買ったり、家族や友人などに感謝を伝えたりする機会にもなっている。各店とも10日からの3連休が商戦のピークとみて、一層の需要の取り込みを目指す。

 藤崎山形店(山形市)は1月10日から少しずつバレンタイン用の商品を増やし、500~2千円の100種類超が並ぶ。年々売り上げが増え、昨年より品ぞろえを増やした。ゴディバやモロゾフなどの定番品のほか、「子どもや孫用のキャラクター物も人気」と担当者。バラの形のチョコレートとハンカチを組み合わせてギフトにする人もいるという。

 エムアイプラザ三越山形店(同)は約20ブランドの商品を用意した。価格は500~3千円台で、千円台が売れ筋、品ぞろえも充実している。写真映えするようなレトロなデザインが売れており、一部は売り切れた。

 エスモール(鶴岡市)は1月19日から特設売り場で「バレンタインスクエア」を展開中。年々、売り上げが伸びており、今年はキャラクター物などを充実させている。イオン東北(秋田市)はイオン、イオンスタイル、マックスバリュの計28店でバレンタイン関連商品を取り扱う。千円台が主に動き、ネコが描かれたかわいらしいパッケージなどが人気だ。

バレンタインデーを前に、県内各店で商戦が本格化している=山形市・エムアイプラザ三越山形店

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