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名古屋駅の西側に広がる通称「駅西」。戦後には闇市が建ち並び、混沌とした街並みとなっていた駅西エリアです。現在はリニア新幹線開通に合わせ、名古屋駅前の再開発が急ピッチで進められています。
そんな駅西エリアには魅力あふれる店やスポットがたくさん! 知れば知るほど沼にハマる駅西エリアで、注目のスポットをご紹介します。
名古屋に関する本しか置いていない書店
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名古屋駅から徒歩4分の場所にある「ホリエビル」は、かつての街並みを彷彿とさせるレトロな佇まいの雑居ビル。「名古屋の本しか扱わない書店」「喫茶店」「ギャラリー」「インテリアショップ」が一堂に会する駅西エリアで評判のスポットの1つです。
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ビルに入ってすぐのスペースに設けられているのが名古屋に関する本しか置いていない書店「NAgoya Book Center」。名古屋出身の著者の本と、名古屋にまつわることを記した本のみが置かれているユニークな本屋です。
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「観光案内所的な立ち位置になれたら」とビルオーナーの堀江浩彰さんが立ち上げた「NAgoya Book Center」。堀江さんは、名古屋の本だけに絞った理由は「誰もやりそうにないし、面白そうだから」と話します。
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ホリエビルの2階にあるのがフリーペーパー専門書店「ONLY FREE PAPER NAGOYA」。全国各地のフリーペーパーが約120種類置かれており、どれも無料でもらえます。
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堀江さん自身もフリーペーパーを制作していることから、趣味の延長で始めたという「ONLY FREE PAPER NAGOYA」。無人の書店なので人件費はかからず、堀江さん自身がビルオーナーのため家賃もかからないことから、「それなら、まぁいいか」という気持ちで売上ゼロのフリーペーパー専門書店を運営しています。
7色7味のクリームソーダ
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ビル1階の奥にある「喫茶River」も堀江さんこだわりのスペース。喫茶店好きが高じて喫茶店も始めたという堀江さんですが、実はコーヒーがあまり得意ではないとのこと。そんな「喫茶River」の名物となっているのが7色で7つの味が楽しめる「クリームソーダ」です。
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色だけでなく、味にもこだわって調合したオリジナルのシロップを使ったクリームソーダはかわいらしさ満点! 堀江さんが大好きな店の看板メニュー「ホットケーキ」と合わせて楽しむのもおすすめです。
珍しい食材と出合えるアットホーム寿司店
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もう1つの注目店が、駅西エリアで創業77年を数える老舗の寿司店「寿司常」。黒を基調にした佇まいは、高級店そのもの。とはいえ店内に入れば笑顔とにぎやかな声に包まれ、アットホームな雰囲気が漂います。
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「寿司常」の名物は、珍しい食材を使った料理の数々。「カメの手」や「ボラのヘソの塩焼き」「鯨の生うねす」など、めったに味わえない珍味をたくさん楽しめます。
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「店構えは高級チックにしたものの、アットホーム感を大切にしたい」と話すのは3代目の大将・早川元規さん。裏方として支える2代目大将の父・嘉彦さんと「ミヤちゃん」と呼ばれ、常連客からも親しまれる母と家族3人で営む店は、笑顔がたえない温かな空気に包まれていました。