GPSで描くゲンゾー 17日、金沢スタジアム周辺駆ける

ツエーゲン金沢のマスコット「ゲンゾー」

  ●スペシャルマッチ前日 ツエーゲンマスコット

 「祝ツエーゲン金沢新ホームスタジアム完成!ONE HEART!石川ゲンゾーお絵かきラン」(北國新聞社後援)と銘打ち、17日午前7時半から行われる。スタジアムの外周や浅野川沿いを3時間で約15キロ走り、ゲンゾーや親指を突き出すグッドポーズを表現する。

 GPSアートは、スマホなどのGPS機能で位置を記録しながら走ったり歩いたりして移動し、コースをアプリに表示して絵や文字にする。ランニングの新たな楽しみ方として注目されている。

  ●サポーターも参加

 ほくりくGPSアート部は金沢マラソンやラグビーW杯などに合わせ、GPSアートを実施してきた。今回もこけら落としの一戦を盛り上げようと企画。同アート部の石川基代表と交流のあるツエーゲン金沢のサポーター団体「Z LOVERS」の薬子利恵代表が賛同し、サポーターの参加を提案した。

 石川さんは「ツエーゲンとともに元気を届けたい」と意気込み、薬子さんは「コースのごみも拾い、気持ちよく18日の試合を迎えたい」と話した。イベント参加の申し込みはほくりくGPSアート部のホームページから受け付ける。

 金沢ゴーゴーカレースタジアムのこけら落としとなる北國新聞・富山新聞スペシャルマッチ前日の17日、位置情報の軌跡で走りながら地図上に絵を描く「GPSアート」でツエーゲン金沢のマスコット「ゲンゾー」を描くイベントが行われる。ほくりくGPSアート部のメンバーやサポーターらがスタジアム周辺を駆け、スペシャルマッチを盛り上げる。能登半島地震の募金も実施し、被災地を応援する。

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