救急車が脱輪で走行できず、搬送遅れ 京都府八幡市「患者への影響なかった」

八幡市消防本部

 京都府八幡市消防本部は11日、市内で救急車が脱輪して70代男性の救急搬送が17分遅れた、と発表した。「遅れによる患者への影響はなかった」としている。

 説明によると、同日午前2時50分ごろ、同市の男性方から、男性が倒れているとの119番があった。救急隊員が救急車に男性を乗せて発進し右折した際、右後輪が側溝に脱輪し、走行できなくなったという。男性や家族にけがはなかった。

 男性は別の救急車で病院に運ばれ、同消防本部は男性側に謝罪したという。「安全確認を徹底して、再発防止に努める」としている。

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