昔ながらの町並みが魅力の岐阜県屈指の観光地・高山市。11日は、多くの外国人観光客の姿がありました。地元・朝市の皆さんからは嬉しい悲鳴が。
（朝市に出店する人）
「春節と3連休が重なって朝の開店から一気にお客さんが来た。春節が始まった一週間は気合いを入れて働く」
「雪も少ないので結構来ている人は（中国人観光客）多いと思います。期待はしてます」
「春節」の旅行先で岐阜の人気が急上昇
アジア大手の旅行サイトの調べでは、行き先として岐阜県の人気が急上昇。
予約状況は、去年の11位からことしは5位にランクイン。予約数は倍以上にのびています。
東京・大阪・京都などこれまで人気のエリアを巡ったことがある外国人観光客に今、岐阜県の地道なPR活動が功を奏し、古き良き日本の伝統と豊かな自然を満喫できる良さが浸透してきたと言えそうで、コロナ禍を経て巻き返しです。
上海から来た親子。高山名物「飛騨牛の握り寿司」に舌鼓を打っていました。
（上海からの観光客）
「とてもおいしい。（高山は）とてもいい場所です」
また、タイから来たという女性は…
（タイからの観光客）
「（好きな食べ物は）飛騨ビーフ」
高山はこの「春節」を経て、もとの賑わいが戻ってくる気配です。
