サンフレッチェ広島です。新たな本拠地「エディオンピースウイング広島」のこけら落としとして行われた2月10日(土)のプレシーズンマッチ、ピッチも客席も大いに盛り上がりました。
石田充 アナウンサー
「広島の夢が詰まり、世界に誇るエディオンピースウイング広島。その初戦のピッチに立つ1人が、サンフレ一筋21年、青山敏弘 選手です」
ついにこけら落としを迎えたサンフレッチェ・ファミリーの “夢の器” 。詰めかけたおよそ2万6000人の前で 青山敏弘 をはじめ、サンフレイレブンは万感の思いでプレー。
白熱した試合は、両チーム無得点のままハーフタイムを迎えます。
この日は、「多くの選手にスタジアムの雰囲気を味わってほしかった」というスキッベ監督の方針もあり、後半開始と同時に青山たち5人を下げ、選手を入れ替えたサンフレッチェ。すると、その交代策が当たります。
後半3分。代わって入った左サイドの 東俊希 から、こちらも交代出場のソティリウにクロスボールがピタリ。「建設現場を見たときから狙っていた」という新スタジアム初ゴールを決めると、サポーター席にこのパフォーマンス! 大いに盛り上がります。
その後、同点に追いつかれたサンフレッチェは、後半35分、途中出場の 松本泰志 がシュート。ポストに嫌われ、勝ち越すことができません。
逆に終了直前に勝ち越しゴールを許したサンフレッチェ。新たなホームでの初勝利は23日のJ1開幕戦に持ち越しとなりました。(広島 1ー2 ガンバ大阪)
サンフレッチェ広島 青山敏弘 選手
「広島のサッカーの歴史の新たな1ページをみんなとともに開けたと思うと、本当にうれしく思います。(スタンドの)紫色のサポーターがすごくきれいで、感動的でした」