温泉街で「早めの春感じて」 塩原地区47カ所展示の「雛めぐり」 3月17日まで

塩原もの語り館に飾られているひな人形

 栃木県那須塩原市塩原地区の各所に飾られたひな人形を見て回るイベント「塩原のんびり湯っくり雛(ひな)めぐり」(塩原温泉観光協会主催)が開催されている。3月17日まで。

 今年で8度目の開催。塩原温泉街の旅館や関谷地区の観光施設など、計47カ所にひな人形を展示している。その中から10カ所を巡って専用の台紙にスタンプを集めると、塩原もの語り館(塩原)か市観光局(関谷)で、和雑貨や同温泉のご当地少女キャラクター「塩原八弥(やや)」の缶バッジなどの景品と引き換えられる。

 塩原もの語り館は有料の資料展示室に展示。古くは明治時代に製作されたものなど、同協会関係者や一般から寄せられた計550体が並ぶ。

 同協会の君島理恵(きみしまりえ)副会長は「おひなさまで華やいだ雰囲気となった温泉街を歩き、早めの春を感じてもらいたい」と話している。

 (問)同協会0287.32.4000。

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