知事「広島発で賃金と物価の好循環を」 広島県議会2月定例会が開会 1兆957億円の新年度当初予算案を審議

県議会の2月定例会が開会し、一般会計で1兆957億円の新年度当初予算案などが提案されました。

広島県 湯崎英彦 知事
「物価高騰対策をはじめ、人口減少や人手不足などの課題への対応、『安心・誇り・挑戦 ひろしまビジョン』の取り組みを加速させることで、県民や事業者とともに広島発で賃金と物価の好循環を起こし、経済の正のスパイラルを実現していく」

提案された新年度の一般会計当初予算案は、新型コロナの5類移行に伴う対策費の減額などで、今年度より446億円少ない1兆957億円です。

賃金と物価の好循環を実現するとして、物価高騰への対応に約145億円が計上されました。また、人手不足への対応に約103億円をあてました。

主な新規事業としては、G7サミットを契機にひろしまブランド向上のため食の魅力の浸透を図る「おいしい!広島推進事業」に1億円が計上されました。

県議会2月定例会は、来月12日まで開かれます。

© 株式会社中国放送