スパーズはソン・フンミンとの新契約を楽観視…少なくとも今季終了後に再検討の予定

今季からエースと主将の二役担うソン・フンミン[写真:Getty Images]

トッテナムは、韓国代表FWソン・フンミン(31)との新契約締結に自信を持っているようだ。

2015年夏にレバークーゼンからトッテナムに加わったソン・フンミン。通算394試合で157得点を誇り、2021-22シーズンにはアジア人初のプレミアリーグ得点王にも輝いた。

今シーズンからアンジェ・ポステコグルー監督の下、新キャプテンに就任したなか、すでに8シーズン連続のプレミアリーグ2桁ゴールを達成するなど、さすがの存在感を示している。

そのエースとクラブの現行契約は2025年夏までとなっているが、クラブサイドはさらに1年の延長オプションを保有。ただ、ピッチ内外での重要性を評価するクラブは大幅な昇給を含めた新契約締結を検討しているという。

そういったなか、トッテナムの内部事情に精通するポール・オキーフ氏はイギリス『The Spurs Web』で、「すべての関係者は新契約について非常にリラックスしており、合意に達することを期待している。交渉成立を急ぐ必要は特になく、夏には再度検討される予定だ」と、現時点で多くの関係者が新契約締結を楽観視していると語っている。

今年7月に32歳となるものの、未だ衰えを感じさせないアジア最高のアタッカーは、今後もスパーズの象徴としてノースロンドンに君臨することになりそうだ。

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