住民ら500人、ハーモニー披露 京都府長岡京市でフェア、4年ぶりに全体合唱も

合唱フェアのステージでハーモニーを響かせる出演者たち(長岡京市天神4丁目・府長岡京記念文化会館)

 京都府乙訓地域のアマチュアの合唱団やサークルが集う「合唱フェア」がこのほど、京都府長岡京市天神4丁目の京都府長岡京記念文化会館で開かれた。出演者たちは日頃練習を重ねたハーモニーを会場に響かせた。

 地域の文化・芸術活動の振興を目的とした恒例の催し。新型コロナウイルス禍で2年間中断し、昨年に再開した。

 今回は25団体の計約500人が参加した。各団体は日本の合唱曲やポップス、外国語の歌などを次々と披露した。おそろいの衣装をはじめ、歌いながら足踏みやポーズをとる演出の団体もあった。多彩な発表が終わるたび、観客席から大きな拍手が送られた。

 フィナーレでは、コロナ禍で中止していた全体合唱を4年ぶりに行った。出演者と来場者が一緒に「今日の日はさようなら」を歌い上げた。

 乙訓2市1町の教育委員会などでつくる乙訓文化芸術祭実行委員会の主催。出演する各団体の代表者たちが企画・運営に携わっている。

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