ザンビア代表FWクンダナンジ、女子サッカー史上最高額でベイFCに移籍!

ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のベイFCが13日、マドリードCF女子からザンビア女子代表FWレイチェル・クンダナンジを獲得したことを発表した。

2023年4月に設立され、14番目のチームとしてNWSLに参戦するベイFCは、クンダナンジと1年の延長オプションが付随する2027シーズンまでの契約を締結。なお、イギリスメディア『BBC』によると、移籍金は78万5000ドル(約1億1800万円)に7万5000ドル(約1100万円)の追加オプションが付随した契約になる模様で、これは女子サッカー史上最高額になるという。

これまでの最高額はイングランド女子代表MFキーラ・ウォルシュがマンチェスター・シティからバルセロナに40万ポンド(約7600万円)で移籍したのが最高額となっており、チェルシーがレバンテから獲得したコロンビア女子代表FWマイラ・ラミレスが移籍金38万4000ポンド(約7300万円)となっているものの、追加オプションにより最大42万6000ポンド(約8100万円)で最高額になる可能性があると見られていた。

しかし、リーガF通算43試合出場で33ゴールを記録したクンダナンジが今回これらを大きく上回って史上最高額な女性選手となった。なお、同選手は男女を通じて世界移籍記録を破った初のアフリカ人選手にもなった。

移籍が決定したクンダナンジは『BBC』で「ザンビアにいる人々は驚いているだろうけど、とても嬉しく思っていると思う。(ベイFCの)ファンたちには望んでいるものを提供したい。試合を楽しんで、私のプレーやゴールを見て楽しんでほしい」と意気込みを語っている。

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