【山口天気 朝刊2/15】暖かい雨 夜ほど本降りの雨や 北風強まる

高気圧の後ろ側で、南から湿った空気が流れ込み、西日本は所々に雨雲が流れ込んできています。県内も、弱い雨が降った所があります。

朝鮮半島から日本海に伸びる前線が、夜にかけて日本付近を通過する見込みです。そのため、県内はこのあとも雨雲が流れ込む見込みです。

県内はこのあとも厚い雲に覆われて、気まぐれに雨が降りやすい天気が続くでしょう。夕方頃から夜は止む時間の少ない雨となって、やや雨脚が強まる所があるでしょう。沿岸部ほど、初めは南寄りの風が吹きやすく、夜は、北風が強まりそうです。手に持った傘を風であおられないようにお気をつけください。海上では次第に波が高くなりそうです。

天気は崩れていきますが、南からの空気優勢で、きょう15日(木)も気温はかなり高めとなりそうです。ただし、夜は北風が少し冷たくなっていきそうです。お帰りの時間、油断して体を冷やさないようお気をつけください。

雨はあす16日(金)朝には上がって、日中は天気が回復するでしょう。ただし、前線が通過した後で、冷たい空気が流れ込むため、ここ数日に比べると気温の上がり方は鈍く、最高気温は12度くらいの予想です。あす16日(金)は北風が冷たく感じそうです。あさって17日(土)からは、日ざしに温もりが戻り、最高気温15度を越える、春本番先取りの陽気となるでしょう。来週は、前線の影響を受けて、曇りや雨の日が続く可能性があります。日ざしの活用は進めて起きましょう。

花粉情報です。気温が高く、日中は雨の時間も長くないため、症状が出やすいくらいの花粉は飛ぶ見込みです。花粉症対策は気を抜かずに行っておくとよさそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)

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