Perfume、恵比寿LIQUIDROOMにてスペシャル・ライヴを開催 2008年の“あの夜”のライヴを再現

Perfume公式ファンクラブ「P.T.A.」の発足15周年、そして日本国外に在住するファンを対象としたファンクラブ「WORLD P.T.A.」の発足10周年を記念し活動してきた最後の企画として、2月13日・14日の2日間、〈Perfume P.T.A.発足 16周年へのカウントダウン 猛者だけのLIVE ~リキッドルーム あの夜をもう一度 2024 ~〉が開催されました。

このライヴは「P.T.A.検定試験2023」というPerfumeに関することが出題される検定試験の上位者のみに参加資格があり、イベントのタイトル通り難関をクリアし、チケットを手に入れることが出来た“猛者”だけが集まった貴重なスペシャル・ライヴ。

Perfumeがライヴハウスでパフォーマンスをすることは2015年以来約9年ぶりで、集まった猛者たちの割れんばかりの手拍子の中、リリース・イベントを行っていた頃に着用していたTシャツをオマージュした衣装でPerfumeメンバーが登場しライヴがスタート。「Baby cruising Love」「コンピューターシティ」「ファンデーション」と3曲続けて披露しました。

今回のライヴタイトルにある“あの夜”というのは、2008年2月13日に開催された“P.T.A.発足前夜祭「パッと楽しく遊ぼうの会」”のことで、まさにそのライヴで披露された16年前の“あのセットリスト”をもう一度再現するようなファンクラブ発足のアニバーサリーな演出となっていました。

トークコーナーでは1日目は掟ポルシェ、2日目はグランジ遠山がPerfumeと交流の深いMCとして登場。初期の頃の懐かしい空気が流れる中「P.T.A.検定試験2023」の問題を振り返り、メンバーの得点も一斉に発表。まさかの全員74点と同点で会場も歓喜の渦の中、メンバーも「そんなことある?!」「別々で受けたんじゃけど!」と驚きの声が。その後もメンバーが顔で楽曲を表現するイントロクイズを出題しファンの方が答えるなど、この日だからこその近い距離感で、会場は常にアットホームで温かい空気に包まれました。

大盛り上がりのトークコーナーが終わり、ファンの方も一緒に踊れる最新曲の「すみっコディスコ」など3曲を披露。そして、最後の楽曲「チョコレイト・ディスコ」が始まると、会場のボルテージも最高潮に。特別な夜だからこその距離感を感じたメンバーは「特別なバレンタインナイト、最高に楽しかったです!ありがとうございました!」と笑顔で締め括りました。

今年の9月からは結成25周年、メジャー・デビュー20周年イヤーが始まるPerfume。昨年行った海外でのライヴや、年末のカウントダウンライヴから掲げている“CODE OF PERFUME”というキーワードから、今後どのような活動を見せるのか、期待が高まります。

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