高木美帆、1500m優勝に照準 スピード世界距離別へ抱負

世界距離別選手権に向け、調整するスピードスケート女子の高木美帆=カルガリー(共同)

 【カルガリー共同】スピードスケートの世界距離別選手権は15日(日本時間16日早朝)、カルガリーで開幕する。14日は会場のリンクで出場選手が調整。女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)は「今季最も重視している大会。1500メートルで優勝することが第一目標だ」と抱負を語った。

 高木は世界記録を保持する1500メートルと北京冬季五輪を制した1000メートルで、今季のW杯種目別総合制覇。両種目での頂点が期待され「最後まで強い気持ちで挑みたい」と集中力を高めた。この日は氷に上がらず、リンクの周囲を走るなどした。

 大会は標高千メートル強に位置する高地リンクで、好記録が生まれやすい。

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