3月9日開通  山陰道大田市内区間で事故対応訓練

3月9日に開通する山陰道、大田中央・三瓶山インターチェンジから、仁摩・石見銀山インターチェンジまでの12.9キロ。
2月16日、開通を前に、トンネル内の交通事故を想定した訓練が行われました。

訓練が行われたのは、大田・静間インターチェンジと仁摩・石見銀山インターチェンジの間にある新五十猛トンネル。
トンネル内で、乗用車同士の衝突事故が発生し、運転手の1人が負傷、車の中に閉じ込められ脱出できないという想定で行われました。

大田警察署が、事故車両以外の車を現場から避難させたり、消防が閉じ込められた運転手を救出するなど、訓練を通して、事故が発生した際の連携体制などを確認しました。

国土交通省松江国道事務所 伊藤法政 副所長
「情報を早く伝達して、早く現場に着いていただくことが、一番大切だと思う」

3月9日に開通する山陰道、大田市内の12.9キロ。
松江国道事務所によると、これにより、県東部と県西部の移動時間を約10分短縮できるとしています。

カーブや坂も多い国道9号を迂回し、救急搬送の時間短縮も見込めるこの道路。
松江国道事務所では、より一層の安全運転を心がけてほしいとしています。

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