上司から注意後も…勤務中に競馬サイトを繰り返し閲覧 50代男性警部補を注意処分 兵庫県警

兵庫県警察本部=神戸市中央区

 週末の勤務中に競馬サイトの閲覧を繰り返したとして、兵庫県警は16日までに、東播地域の警察署で交通部門に勤める50代の男性警部補を所属長注意処分とした。神戸新聞社の情報公開請求で分かった。

 県警によると、警部補は2023年6月~24年1月ごろ、勤務時間に自分のスマートフォンを操作し、出勤前に馬券を購入したレースの結果を確認していたとされる。

 警部補は、競馬が開催される週末に宿直勤務があると、レースが終わるたびに2~3分にわたってサイトを閲覧。事件や事故の対応に影響はなかったが、上司から注意を受けた後も繰り返していたとして、県警は処分を決めた。

 警部補は「レース結果が気になっていた。短時間で確認するぐらいならいいだろうと思っていた」などと話しているという。

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