れいわ山本代表、自民の裏金問題など批判「この国のおかしな状況気付いて」

支持者らの質問に答えるれいわ新選組の山本代表(16日午後、大津市御陵町・市民文化会館)

 れいわ新選組の山本太郎代表が16日、大津市御陵町の市民文化会館で集会を開き、能登半島地震の政府対応や、「政治とカネ」の問題で揺れる自民党を批判し「この国のおかしな状況に皆さんが気付いてほしい」と訴えた。

 山本代表は、参加した約120人の質問に答える形で、能登半島地震について「阪神大震災から活動しているNPO団体の人が、こんなに政府の支援が届かないのは初めてだと怒っていた」などと対応の遅さを指摘。自民派閥の裏金問題についても「野党は徹底して抵抗しなければいけない」と主張した。

 次期衆院選を巡っては「滋賀でも候補者を立てたいが、発表できる状況ではない」とした。「次の選挙は自分たちでやる」と述べ、他党との連携を否定した。

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