水産物やグルメずらり 道の駅もてぎで福島応援フェア 18日まで

福島応援物産フェアに駆けつけた福田知事(右から3人目)ら

 【茂木】福島第1原発の処理水問題で風評被害を受けている福島県を支援しようと、食の安全性や同県の魅力を発信する「福島応援物産フェア ふくしま常磐大漁市in道の駅もてぎ」(福島相双復興支援機構主催)が16日、同道の駅で始まった。18日まで。

 県内全25の道の駅でつくる県道の駅連絡協議会が開催協力している。「もてぎ」以降、大田原市の「那須与一の郷」、那須町の「東山道伊王野」での開催も決まっている。

 特設会場には「常磐もの」と呼ばれるヒラメやメヒカリなど高品質の水産物や水産加工品を中心に、なみえ焼きそばなどのご当地グルメが並んだ。午前9時半の開店と同時に、客が次々に買い求めていた。

 オープニングセレモニーには福田富一(ふくだとみかず)知事、天利和紀(あまりかずのり)副知事、古口達也(こぐちたつや)町長らが出席し「県内25市町で応援の声を上げていきたい」などとあいさつ。福田知事も法被姿で試食販売に立ち、笑顔で練り物の試食を勧めていた。

 母親と来てアオサのりなどを買った益子町益子、益子小2年小森愛那(こもりあいな)さん(8)は「夕食で食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。

 23日からは大田原市南金丸の「那須与一の郷」で開催される。

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