FIS公認スノーボードアジアカップ開幕 福島県磐梯町のネコママウンテン南エリア

多彩な技を繰り出す女子選手

 国際スキー連盟(FIS)公認スノーボードアジアカップ「ネコママウンテン ビッグエア バイ 星野リゾート」は16日、福島県磐梯町のネコママウンテン南エリア(旧アルツ磐梯)で開幕した。FIS公認のスノーボードビッグエアのアジアカップは東北で初開催。

 初日は予選が行われた。昨年10月のW杯スイス・クール大会で優勝した荻原大翔選手や、1月の韓国・平昌での冬季ユース五輪で金メダルに輝いた村瀬由徠選手ら男女合わせて約50人が出場した。選手は高さ約15メートルの巨大ジャンプ台などで多彩な技を披露。各自2本飛び最高点を競い、男子は上位10人、女子は上位6人が決勝に進出した。

 最終日の17日は決勝を行う。決勝は動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」で配信予定。

 昨年に磐梯町で開かれたビッグエア国際大会が公認アジアカップに昇格した。本大会を含めたアジアカップ3大会の総合優勝者は翌年のワールドカップ(W杯)の出場権を得る。

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