夜のイメージが強い居酒屋ですが、神戸の繁華街、三宮エリアには朝から賑わう店があります。と言っても明るいうちからお酒を楽しむのではなく、居酒屋としては斬新なスタイルのモーニングメニューを提供しているのです。
【写真】ひと目でおいしさ伝わる！ 神戸で話題の「居酒屋モーニングビュッフェ」
2023年4月、三宮エリアの二宮筋商店街内にオープンした「二ノ宮 稀（まれ）」（以下、「稀」）。カウンター、テーブル合わせて約20席のアットホームな雰囲気の居酒屋です。新鮮な魚や季節の野菜など、地元神戸の食材を取り入れた創作和食が名物で、夜には多くの客が訪れます。
稀が昨年11月に提供を始めたのが、週末限定の「朝ごはん」（2000円）です。洋食に比べると数少ない和食のみのビュッフェで、その日ごとに変わる煮物やサラダなどのおかずを自由に選ぶシステムです。目の前で焼き上げる出汁巻玉子と焼き魚が必ず付きます。
様々なおかずに加え、居酒屋営業でも人気だという「土鍋ごはん」に、兵庫県産の「佐用もち大豆」を使用した納豆や淡路島の名品「大江のり」など、こだわりの“ご飯のおとも”も含め、全部で10種類以上がそろいます。
神戸を中心に様々なグルメを紹介する人気インスタグラマー・ウラリエさんも、この店の朝ごはんのファンの一人。居酒屋モーニングの威力に、「どれもこれも美味しくて朝からお腹いっぱいになるので、ランチはいらないほどです！ 食べ過ぎ注意報を出しておきますね！」と、自身のラジオで“警告”を発していました。
朝ご飯は土曜・日曜のみ、朝8時から11時半頃までの実施です。支払いは現金のみです。地元産の食材を使った、居酒屋のモーニングビュッフェ。この新しい挑戦は、今後ますます注目度が上がるかもしれません。
※情報は取材当時のものです。
※ラジオ関西『Clip火曜日』より
