豚熱殺処分60% 栃木の養豚場、埋却作業始まる

農場内で防疫作業に当たる県職員ら=17日午前、栃木市内(県提供)

 豚熱(CSF)が発生した栃木市の養豚場で18日、殺処分した豚を地中に埋める埋却作業が始まった。県は同日正午時点で同養豚場の約1100頭のうち、3割弱の301頭を埋却処分した。殺処分したのは659頭で、進捗(しんちょく)率は60.0%。

 豚の殺処分は16日夜から開始した。18日正午時点で県や市町、県建設業協会、県警備業協会、県バス協会の職員延べ347人が従事した。同養豚場から半径10キロ以内にある農場などの異常は確認されていない。

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