中山間地域の目指す10年後の姿 「若者の人口増加」を大きな柱に【高知】

高知県は2月19日、中山間地域の目指す10年後の姿として「若者の人口増加」などを掲げたビジョンの最終案を示し、2024年度の取り組みについて協議しました。

県は19日に中山間総合対策本部会議を開き、中山間地域の10年後のあるべき姿をまとめた「中山間地域再興ビジョン」の最終案を共有しました。ビジョンでは、これまで中山間対策の3本柱としてきた「くらしを支える」「活力を生む」「しごとを生み出す」に加え、新たに大きな柱として「若者を増やす」を据えました。

県はビジョンに沿って2024年度に中山間対策を抜本強化するため、 当初予算案に今年度より46億円多い378億円を計上しています。県は20日、外部の有識者からなる検討委員会にビジョンの最終案を示し、意見を仰ぐことにしています。

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