ライチョウ1羽が仲間入り 那須どうぶつ王国新たに受け入れ 富山市ファミリーパークで生まれた雌

富山市ファミリーパークから受け入れたライチョウ(那須どうぶつ王国提供)

 【那須】大島の那須どうぶつ王国は15日、富山市ファミリーパークから国の特別天然記念物で絶滅危惧種のライチョウ1羽を受け入れた。環境省の「ライチョウ保護増殖事業」の一環。

 受け入れたライチョウは、昨年6月20日に富山市ファミリーパークで生まれた雌。ライチョウは輸送箱に入れられ、今月15日午前9時ごろ、同園を出発し、車で陸送。同日午後3時ごろに那須どうぶつ王国に到着した。ライチョウは野生復帰順化施設に運ばれた。

 これにより、那須どうぶつ王国で飼育するライチョウは現在、12羽となった。

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