著名な人の生き方を知り自分自身の生き方を考えるきっかけにしてもらおうと、２月１９日宇都宮市内の中学校で元プロサッカー選手による講演会が開かれました。
宇都宮市の晃陽中学校で講演を行ったのは、闘志あふれるプレーでファンを魅了してきた元プロサッカー選手で日本代表でも活躍したラモス瑠偉さんです。講演会は生徒たちのキャリア教育の充実を図ろうと学校が企画したもので生徒１３０人が出席しました。
ラモスさんは「夢をあきらめない」をテーマに熱く語りました。現役時代のエピソードとして、１年間の出場停止処分を受けたラモスさんは遊びの誘いを断り練習を続けたといいます。そのかいあってか復帰した翌年の１９７９年には日本サッカーリーグ史上２人しかいない得点王とアシスト王をダブル受賞しています。
ラモスさんは「人生は準備がすべてあきらめず努力することが何よりも大切だ」と語りました。また、生徒から夢を見つける方法について聞かれると「夢が無いからダメではなく、高校に行くとか、身近な目標に向かって努力すれば見つかるから焦らないで」と優しく応えていました。
