『最大規模の南海トラフ地震が来た時に備えて』高知市役所で防災訓練 約200人の職員が参加【高知】

南海トラフ地震の発生を想定した防災訓練が2月20日高知市役所で行われ、職員が地震発生時の対応の手順を確認しました。

高知市役所で開かれた訓練には本庁舎や第二庁舎、たかじょう庁舎の職員約200人が参加し、最大規模の南海トラフ地震が発生した想定で行われました。

このうち本庁舎での訓練では緊急地震速報が発表され、職員が揺れから身を守ったあと、2階の食堂で発生した火事の初期消火や津波を想定して3階まで避難する手順を確認。職員4人が協力し、車いすの利用者を持ち上げ階段で避難させるなど実践的な訓練が行われました。

また消火器の使い方のレクチャーや火災時の煙体験も行われ、テントにこもった煙を通り抜ける体験をした職員たちは想像以上に前が見えないことに驚いていました。

訓練は3年ぶりに庁舎全体で行われ、市では今後も定期的に訓練を行うことにしています。

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