冬なのに…高崎、桐生、伊勢崎で25度超え 群馬県内で2月の夏日は観測史上初 

 群馬県内は20日、前線に流れ込んだ暖気の影響で気温が上昇し、午後2時までに上里見(高崎)で25.7度、伊勢崎で25.4度、桐生で25.0度を観測し3地点で夏日となった。前橋地方気象台によると、県内で2月に夏日となるのは観測史上初めて。

 同気象台によると、朝に日本海から太平洋側に通過した前線に暖かい空気が流れ込み、暖気が残った状態でよく晴れたため気温が上昇した。担当者は「雪の残る地域では雪解けがぐっと進む」とし雪崩への警戒を呼び掛けた。

 21日は一気に冷え込み、2月らしい気温に逆戻りする。南部では雨、北部は雨や雪となる見込み。予想最高、最低気温は前橋で8度と6度、みなかみで7度と4度。

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