国際協力機構（ＪＩＣＡ）は20日、インド南部テランガナ州における起業・イノベーション促進事業など計９事業を巡り、総額2,322億900万円に及ぶ円借款貸付契約をインド政府と結んだと発表した。
テランガナ州の起業・イノベーション促進事業（借款額236億9,700万円）は、州政府傘下の機関を通じ、起業家やスタートアップを支援する。女性や地域住民を含む起業家を発掘し、会社の立ち上げや事業拡大を促進。同州の雇用創出や産業発展につなげる。
その他の８事業は、▽チェンナイ周辺環状道路建設事業（フェーズ２）＝借款額498億4,700万円▽貨物専用鉄道建設事業（フェーズ１、第５期）＝400億円▽北東州道路網連結性改善事業（フェーズ３、第２期）＝345億3,700万円——など。
