遊佐町長選、斎藤氏が出馬へ 

遊佐町役場(資料写真)

 遊佐町長・時田博機氏の死去に伴う町長選(3月19日告示、同24日投開票)に、遊佐町議会副議長の斎藤武氏(49)=白井新田=が出馬する意思を固めたことが20日、分かった。現時点で出馬の意思を示しているのは斎藤氏のみ。ほかにも別の同町議が出馬を模索しており、選挙戦となる公算が大きい。

 山形新聞の取材に斎藤氏は「時代や町民の声に合わせ、変えるべき点は変える。教育環境の充実と持続可能なまちづくりを訴える」と語った。近く記者会見し、正式表明する。今月中に町議を辞職する予定で、同日程で町議補選も行われる見通し。

 斎藤氏は東京都出身。東京農業大を卒業後、同町で就農した。2013年に町長選に出馬し、現職の時田氏に敗れた。15年の町議選に初当選し、現在3期目。昨年7月から現職。

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