パリSGエムバペがマドリーと今夏の移籍で合意と英メディアが報道!両クラブがCLで対戦する可能性が消滅してから正式発表か

現地時間2月20日、英公共放送『BBC』は、パリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペがレアル・マドリーに加入することに合意したと報じた。

同メディアによれば、24年6月でパリSGと契約満了となるエムバペは3月までに自身の将来を決めたかったようで、2月13日のトレーニング前にパリSGのナセル・アル・ケライフィ会長と会い、退団の意思とR・マドリーへの移籍を伝えたという。

エムバペはR・マドリーと5年契約を結ぶ予定で、年俸は1500万ユーロ(約23億2500万円)。加えて契約ボーナスとして5年間で計1億5000万ユーロ(約232億5000万円)を手にするようだ。

さらに同メディアは両クラブがチャンピオンズリーグ(CL)で対戦する可能性がなくなった時点で正式に発表される可能性が高いとも伝えている。どちらもラウンド16に進出していて、パリSGは3月5日にレアル・ソシエダとR・マドリーは3月6日にRBライプツィヒと第2レグが控えている。

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エムバペのパリSGでの年俸は7200万ユーロ(約111億6000万円)と言われていて、クラブは増額を提案したが、本人が拒否。契約延長することで得られる約1億ユーロ(約155億円)のボーナスも受け取らない選択を下している。

移籍が決まれば新天地での年俸は現在の4分の1以下となるが、お金よりも子供のころから夢だったR・マドリー入団を取ったということか。22年夏は急転直下の残留劇で世間を賑わせたが果たして今回はどうなるのか。今後の動向に注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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