先輩「今すぐ病院行ってこい!」新人が職場で「トイレに行きます」と言い出せず → 頑張りすぎた結果!?

入社して間もないころは、会社の勝手が分からず戸惑う場面も多いですよね。でも、だからこそ自分の身体のSOSには敏感でいたいものです。今回は入社早々思わぬ形で周囲に心配をかけてしまったエピソードを、友人が聞かせてくれました!

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精鋭揃いの部署に配属!

A子は数年前、かねてから志願していた広告業界の某企業に就職しました。

憧れの業界で働けるだけでも嬉しいのに、なんと入社後に配属されたのは、社内でも精鋭揃いと言われるエリート部署!
この部署で実力を発揮できれば出世も間違いないとまで言われる重要な部署でした。

<あること> を我慢しすぎてしまい?

新入社員の中で唯一その部署に配属されたA子は、上司や先輩の期待に応えたい、少しでも役に立ちたい! と強く思い、張り切っていました。

常に新しい仕事が舞い込むスピーディーな職場で、周囲についていくのが必死の状態が続きます。
A子は忙しそうな上司や先輩たちについつい遠慮して、「トイレに行ってきます」と言い出すことさえできませんでした。

「あまり水分を摂らなければトイレに行かなくても大丈夫」と考え、夢中で業務をこなしてしまったのです。

「病院に行ってきなさい!」

しかし、ストレスと疲労に加え、トイレを我慢しすぎたことで、A子の身体に思わぬ不調が!
ある時から、腹部が痛むようになりました。

それでも、みんなの足を引っ張るわけにはいかない……と我慢していたA子でしたが、あまりの顔色の悪さに、ついに先輩に気付かれてしまい、「すぐ病院に行ってきなさい!」と言われてしまいました。

とにかく健康第一で

診断の結果、膀胱炎になってしまっていたA子。
幸い症状は軽く、しばらく薬を飲むだけで治ると言われましたが、会社に戻って先輩にそのことを報告すると、厳しく叱られたそうです。

でもそれは、仕事に穴を開けたことに対するものではありませんでした。

「トイレは我慢しない! 体調が悪いときはちゃんと言う! みんなで助け合わないと仕事なんてできないからね! とにかく健康第一だよ!」

厳しくも優しい先輩の言葉に、A子は自分の考えが甘かったことを知り、それからは周囲に迷惑をかけないためにも健康には人一倍気を遣っています。

まとめ

頑張りすぎて体調を崩しては元も子もありませんよね。
自分の体調をしっかり把握して、休むかどうかの判断が冷静にできてこそ、一人前の社会人と言えるのかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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