夢を持つ大切さ伝える 小学校で特別授業を開催 サーカス団員の技に歓声 沖縄・豊見城市

一輪車の演技を食い入るように見つめる児童=20日午前、豊見城市・豊崎小学校(竹尾智勇撮影)

[ハッピー ドリーム サーカス2023]

 豊見城市のイーアス沖縄豊崎で開催中の「ハッピードリームサーカス沖縄公演」に出演している7人の団員が20日、豊崎小学校で特別交流授業を開催した。5種目のパフォーマンスを披露し、サーカスの楽しさや夢を持つ大切さを約760人の児童に伝えた。

 サーカスの団員で同校6年生のデルガド・ルーズベルトさん(11)はこの日、ピエロの姿で舞台に登場。一輪車に乗りながら縄跳びをしたり、会場を盛り上げたりするなど、学校生活の雰囲気と違うルーズベルトさんの姿に、児童たちは「ルー君すごい」「めっちゃ、かっこいい」と大興奮。ジャグリングやフラフープなどのパフォーマンスにも歓声と拍手が湧き起こっていた。

 ショーを見終えた宇都宮琉愛(るな)(12)さんは「努力しているからこそできるパフォーマンスだと思った。私も頑張って将来は人を笑顔にできるような仕事をしたい」と話した。(社会部・垣花きらら)

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