卓球男女がパリ五輪出場権獲得 世界選手権、団体戦第6日

女子2回戦 クロアチア戦の第1試合でポイントを奪いガッツポーズする早田ひな=釜山(共同)

 【釜山共同】卓球の世界選手権団体戦第6日は21日、韓国の釜山で決勝トーナメントが始まり、日本は男女ともに初戦の2回戦を突破してベスト8入りを決め、パリ五輪の団体出場権を獲得して五輪シングルス2枠を得た。女子はクロアチアを3―0で退け、男子はオーストリアを3―0で下した。準々決勝で女子はルーマニア、男子は中国と対戦する。

 五輪のシングルス代表に女子は早田ひなと平野美宇、男子は張本智和と戸上隼輔が正式に決まった。団体要員として女子は15歳の張本美和、男子は篠塚大登が出場する。早田と張本美、戸上と篠塚は初出場。張本智は2大会連続の五輪出場、平野は2大会連続でシングルスは初。

男子2回戦 オーストリア戦の第1試合でプレーする張本智和=釜山(共同)

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