夫にメチルアルコール飲ませ、殺人未遂疑い 容疑で33歳妻を逮捕

滋賀県警草津署

 夫(35)にメチルアルコールを飲ませ殺害しようとしたとして、滋賀県警捜査1課と草津署は22日、殺人未遂の疑いで、滋賀県栗東市、無職の女(33)を逮捕した。同署によると、飲ませたことを認めつつ「殺そうとはしていない」と容疑を一部否認している。夫には視力障害が残っているという。

 逮捕容疑は、昨年9月ごろ、自宅で夫にメチルアルコール入りの飲み物を飲ませて、メチルアルコール中毒を発症させて殺害しようとした疑い。

 同署によると、医療機関から昨年10月に「入院患者を検査した結果、メチルアルコール中毒と判明した」と通報があった。夫は9月ごろから眠気や吐き気などの体調不良を訴え、同月下旬ごろに視野が真っ暗になったという。

 同署は動機やメチルアルコールの入手経路を調べている。

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