県勢入賞8、好スタート やまがた雪未来国スポ第2日・佐藤(環置)が大回転成年男子BでV

〈アルペン大回転成年男子B〉果敢な滑りで頂点に立った佐藤慎太郎(置環)。今大会県勢第1号の優勝を飾った=最上町・赤倉温泉スキー場

 第78回国民スポーツ大会(国スポ)冬季大会スキー競技会「やまがた雪未来国スポ」は第2日の22日、山形、上山、最上の各市町で競技が始まった。県勢は、アルペン大回転成年男子Bで佐藤慎太郎(置環)が頂点に立った。これを含め大回転4、距離3、ジャンプ1と入賞計8を記録する好スタートを切った。

 アルペン大回転は雪不足に伴い、全長約300メートルに短縮されたコースで行われた。佐藤は地力を発揮し、大回転成年男子Bでは県勢10年ぶりとなる栄冠を手にした。ジャンプ成年男子Bの内藤智文(県スポーツ協会)は2位に入った。大回転成年男子Aでは高木柊吾(明大・日大山形高出)が2位、三上大我(置環)が3位となり、距離成年男子B10キロクラシカルは尾崎光輔(神町自衛隊スキークラブ)が4位、石川潤(Team ALLEZ Yonezawa)が5位、鈴木貴弘(同)が7位と複数入賞を果たした。大回転成年女子Aの小関杏実(青森大・九里学園高出)は5位となった。

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