東京に県産日本酒、つばさで“ビュン” JR輸送

県産日本酒を新幹線に運び込む尾原俊之専務(左)=山形市・JR山形駅

 県とJR東日本東北本部は22日、同社の荷物輸送サービス「はこビュン」を活用し、県産日本酒を山形新幹線つばさで山形駅から東京駅に運搬し、同駅構内などで販売した。

 運んだのは男山酒造(山形市)の生酒「羽陽男山 純米大吟醸 赤烏帽子」4合瓶(720ミリリットル、1750円)。同社員らは午前10時57分山形発東京行きつばさ138号に、6本入りの箱九つを積み込み、手を振って見送った。

 商品は東京駅に到着後、構内の酒店に陳列されたほか、八重洲南口前に立地する「東京ミッドタウン八重洲」内のカフェ&バーと和食料理店で提供された。男山酒造の尾原俊之専務は「前日絞ったばかりの商品。この時期だけの新鮮さを首都圏の方に味わってもらい、販路拡大につなげたい」と期待した。

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