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広島が待ち望んだ新スタジアム「エディオンピースウイング広島」でのJリーグ開幕戦。期待どおりのすばらしい一日となりました。
まだかまだかと試合開始を待ち望む、“紫” に染まったエディオンピースウイング。キックオフを前にスタジアムのボルテージはどんどん高まります。―「国歌の独唱は吉川晃司さんです」。
ついに始まった広島待望の一戦。最初にチャンスを作ったのは、浦和でした。前半6分、ゴール前で浦和に細かくボールをつながれますが、守護神・大迫敬介 がビックセーブ。試合開始直後のピンチからチームを救います。
その後もゴールに迫る浦和の決定機をことごとくシャットアウトします。今シーズンから背番号1を背負う守護神が、ゴールにカギをかけます。
サンフレッチェも負けじと攻めますが、なかなかシュートが枠をとらえることができません。
両チーム無得点のまま、前半終了かと思われましたが、45分、川村拓夢 がロングシュート。そのこぼれ球に反応したのは、今シーズン新加入の 大橋祐紀。ストライカーの嗅覚を発揮してエディオンピースウイング広島、公式戦初ゴール。サンフレッチェが浦和から1点のリードを奪い、前半を折り返します。
エンドが代わって後半。前半の勢いそのままにサンフレッチェが攻め立てます。ゴール前で大橋が倒されて、PKを獲得。
キッカーは、ピエロス・ソティリウ でしたが、シュートは枠の外。ゴールネットを揺らすことはできません。
しかし、その直後、左サイドからクロスに合わせたのは、またしても大橋。今度は狙いすました鮮やかなヘディングシュート。新スタジアムのゴール独り占めの連続ゴールで浦和を突き放します。
完全に流れをたぐり寄せたサンフレッチェは、その後も集中を切らさず、浦和の猛攻を防ぎ切り、開幕戦をみごと快勝。新スタジアムで迎える新たなシーズンを順調に滑り出しました。
広島 2-0 浦和
サンフレッチェ広島 大橋祐紀 選手
「新スタジアムという歴史的な日にピッチに新加入ながら立ち、そして多くの方が尽力をして、このすばらしいスタジアムを作ってくださったと思うので、そこに恥じないプレーをしたいと思って、きょう、この一戦にかけて臨みました。まだ1試合始まったばかりですので、次もしっかり勝って、みんなで笑って試合終了のホイッスルを聞けるように毎試合毎試合戦っていきたいと思います。