【山形県で本紙取材班】国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会(スキー国スポ)は23日、山形県上山市の上山・坊平高原クロスカントリー競技場などで複合成年男子B(28歳以上)が行われ、八幡平市出身の永井健弘(37)=盛岡市役所=が初の頂点に立った。国体から改称となった「スキー国スポ」で岩手県選手の優勝第1号となった。
前日のジャンプ5位入賞に続き、複合でも前半飛躍(ヒルサイズ=HS102メートル)で95.5メートルをマークし2位につけた。後半距離(5キロ)はトップと31秒差でスタート。中盤で先頭に立つと、全体8位の15分47秒9で粘り抜いた。