【東京ディズニーシー】大注目「新エリアの入場方法」を徹底解説!知らないとマズい“注意点”も…【ファンタジースプリングス】

「ファンタジースプリングス」工事現場の様子(2023年9月10日撮影)©Disney

東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」が、いよいよ2024年6月6日(木)にオープンします。

新エリアに早く足を踏み入れたいところ。

ですが、パークに入れば誰でもふらっとエリアに入場できるわけではありません。

エリアに入る方法を解説します。

【全画像】新エリア「ファンタジースプリングス」最新ビジュアル

先着順チケットに挑む? ホテルに泊まる? 重要な2択

「ファンタジースプリングス」に入場するには、東京ディズニーシーに入園した上で、さらに入場する権利を取得する必要があります。

入場する権利を取得するにはいろいろな方法がありますが、最初の大きな選択肢は、「ホテルに泊まるのか」どうかです。

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルに宿泊するか、東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージの対象プランを購入した場合、「ファンタジースプリングス」の入場が確約されます。

宿泊しない場合、パークに入園してから入場する権利を取得することになります。

まずは、宿泊しない場合のチケットについて説明します。

新エリア「ファンタジースプリングス」に入れる2つのチケット

「ファンタジースプリングス」に入場するには、東京ディズニーシーに入園した上で、アトラクションの利用券を取得する必要があります。

アトラクションの予約を持っている人だけが、エリアに入ることができるのです。

エリアに入るためのアトラクション利用券は「スタンバイパス」と「ディズニー・プレミアアクセス」の2種類があります。

無料の「スタンバイパス」

「スタンバイパス」は、東京ディズニーリゾート・アプリで無料で取得できるチケット。

ファストパスのようなものではなく「アトラクションに並ぶ権利」を得られるチケットです。

東京ディズニーリゾートでは、2020年以降の一時期に一部のアトラクションで使用され、現在は新グッズ発売時のショップを中心に運用されています。

「ファンタジースプリングス」では、エリア内の全4アトラクションでスタンバイパスが発行されます。

スタンバイパスを取得する際に、アトラクションの体験時間が指定されるので、その時間に合わせてエリアに入場でき、指定アトラクションに並べます。

具体的に何分前からエリアに入れるのかなど詳細は後日発表されます。

スタンバイパスは、1枚発行すると、一定時間が経過するまで次のスタンバイパスが取得できないルールになっています。

次のパスを取得できる頃には、他のアトラクションのパスは発券終了してしまっている可能性があります。

つまり、スタンバイパスだけでファンタジースプリングス内の全アトラクションを1日で体験するのは難しいかもしれません。

有料の「ディズニー・プレミアアクセス」(DPA)

©Disney

「ディズニー・プレミアアクセス」は、有料のアトラクション利用券。

従来のファストパスに近い仕組みで、時間を指定してチケットを購入し、専用のエントランスを通って短い待ち時間でアトラクションに乗車できます。

ディズニー・プレミアアクセスを購入した場合も、指定時間からファンタジースプリングスに入場できる点は「スタンバイパス」と同様です。

注意点:DPAでは体験できないアトラクション

ディズニー・プレミアアクセスの注意点として、対象アトラクションの違いがあります。

ピーター・パンエリア内のアトラクション「ティンカー・ベルのビジーバギー」のみ、ディズニー・プレミアアクセスの対象外です。

スタンバイパスは、4つのアトラクション全てが対象です。

「ティンカー・ベルのビジーバギー」を体験したい場合は、スタンバイパスを取得する必要があります。

「スタンバイパス」「ディズニー・プレミアアクセス」の取得方法

スタンバイパス、ディズニー・プレミアアクセスは、どちらも東京ディズニーリゾート・アプリ上で取得できます。

東京ディズニーシーに入園後、アプリ上で入園したパスポート情報を用いて、パスを取得します。

家族や友人と一緒に訪れている場合は、アプリ上であらかじめグループを作っておいて、全員分まとめて1つのスマホから取得できます。

1人ずつ個別で取得しようとすると、指定時間が人によってずれてしまう場合があるので、注意が必要です。

パスは先着順! なくなるとエリアに入れない

スタンバイパス、ディズニー・プレミアアクセスは、どちらも先着順です。

東京ディズニーシーにゲストが入園する時間から先着で取得が始まります。

先着順でスタンバイパスの配布、ディズニー・プレミアアクセスの販売が終了すると、エリアに入場する方法がなくなってしまいます。

混雑状況によっては、開園してすぐにパスが全てなくなってしまう可能性もありえます。

なお、スタンバイパスやディズニー・プレミアアクセスは稀にキャンセルが出ることがあり、配布・販売終了後でもアプリを見ていると一時的に復活することもあります。

ほぼ確実に全アトラクションを体験する方法

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル宿泊やバケーションパッケージを使わずに、エリア内の4つのアトラクション全てを体験する方法をまとめます。

「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」のスタンバイパスを取得し、「アナとエルサのフローズンジャーニー」と「ラプンツェルのランタンフェスティバル」と「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」のディズニー・プレミアアクセスを購入する方法です。

ただし、ファンタジースプリングスのアトラクションのスタンバイパスやディズニー・プレミアアクセスが何人分発行されるかわからず、開園から何時間発行できるのか予想はできません。

夕方まで発行が続く可能性もありますが、ここでは開園後かなり早い時間に配布が終了してしまう可能性もあります。

かなり早い時間に配布終了する場合、確実性を高めるには、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタに宿泊する方法があります。

東京ディズニーシー・ホテルミラコスタに宿泊すると、宿泊特典のハッピーエントリーで一般より15分早くパークに入園し、スタンバイパスやディズニー・プレミアアクセスを取得することができます。

東京ディズニーランドホテルなど、他のディズニーホテルに宿泊しても、当面の間、東京ディズニーシーのハッピーエントリーは使えなくなっているので、ご注意ください。

事前にファンタジースプリングスを確約

©Disney

ここからは、最初にご紹介した2択の「ホテルに泊まる」方です。

東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージでは、ファンタジースプリングスの入場保証プランを販売しています。

その名の通り、ファンタジースプリングスへの入場が確約されているセットプランです。

入場保証プランでは、パーク営業中は時間指定なく、いつでも好きな時間にファンタジースプリングスに入り放題。

さらに、アトラクションも好きな時間に乗り放題。

ディズニー・プレミアアクセス対応の3アトラクションは、短い待ち時間で乗れます。

早い時間にパークへ入れない子ども連れなどにも安心のプランです。

専用ゲートから入場! ファンタジースプリングスホテル

新エリアと同時にオープンするホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」。

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルに泊まると、確実に新エリアへと入れます。

ホテルにはファンタジースプリングスに直結した専用エントランスがあり、好きな時間に自由に入場可能。

注意点:アトラクションに乗るにはチケット取得

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル宿泊者は、新エリアが入場フリーですが、入場しか確保されていません。

アトラクションに乗るには、宿泊していないゲストと同様、スタンバイパスやディズニー・プレミアアクセスを取得する必要があります。

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル宿泊者も、一般開園より15分早く入園できるハッピーエントリーが使えるため、パスの取得はしやすくなっています。

アトラクション乗り放題パスポートを販売

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル客室 ©Disney

東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルに泊まって、アトラクションもしっかり楽しみたいという方には、別途チケット購入がおすすめ。

宿泊者は「1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジック」を購入することができます。

パークチケットと、ファンタジースプリングスのアトラクション乗り放題権がついたチケット。

価格は大人22,900円~25,900円です。

このチケットを使うと、スタンバイパスやディズニー・プレミアアクセスを取得しなくても、好きな時間にアトラクションに乗り放題。

ディズニー・プレミアアクセス対応の3アトラクションは、短い待ち時間で乗れます。

ホテルから直接ファンタジースプリングスに入って、自由にアトラクションに乗れる、贅沢なチケットです。

大注目の新エリア「ファンタジースプリングス」。

事前によく計画を立ててから遊びに行きましょう。

(ウレぴあ総研 ディズニー特集)

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