日専連全国児童版画コンクール青森地区選の入賞作品展覧会が23日、青森市の協同組合タッケン美術展示館(青森市民美術展示館)で始まった。夏祭りや家族旅行、スポーツの場面などを題材に、生き生きとした感性が伝わる作品404点が並んでいる。24日まで。
同コンクール青森地区選は今年で33回目。東青地区の小学校48校から計5080点の応募があった。展覧会には入選以上の作品をそろえた。
最高賞の青森市長賞は、浪岡野沢小2年の清野琉士君の「はくりょくがあったきょうりゅう」が受賞。県外の恐竜展を訪れたときの新鮮な驚きを表現した。清野君は「うれしい。ギザギザした恐竜の歯を何本も作ったところが難しかった」と話した。
入賞作品のうち佳作以上の101点を全国選に出品する。
ほかの上位入賞者は次の通り。
▽日専連青森理事長賞 寺沢滋郎(造道4)
▽日専連ホールディングス社長賞 工藤和花(筒井6)
▽青森商工会議所会頭賞 鹿内恋春(佃5)
▽日専連特別賞 工藤弥衣(新城1)