巨人ドラ3・佐々木が4安打3打点 逆方向へ伸びる打球、開幕スタメンへ前進

オープン戦
● 広島 1 - 10 巨人 ○
<2月24日・コザしんきんスタジアム>

巨人のドラフト3位・佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)が24日、広島とのオープン戦に「7番・指名打者」でフル出場。5打数4安打3打点と快音を重ね、開幕スタメン入りを猛アピールした。

一死一塁で迎えた2回の第1打席、広島の先発右腕・ハッチの変化球を捉えた打球は左中間を深々と破る先制の適時二塁打となった。3回の第2打席は一死二、三塁の好機で2番手右腕・斉藤と対戦。3球目の変化球をまたも逆方向へ弾き返した打球は、ワンバウンドで左翼フェンスに当たる2点適時二塁打となった。

4回は三塁への内野安打で出塁すると、広島のドラフト3位左腕・滝田と対戦した9回の第5打席は中前打で出塁。5打数4安打3打点の固め打ちで観客を沸かせた。

「6番・中堅」で先発出場した前日の阪神戦でも先発左腕の伊藤将から左前適時打を放っており、同じセ・リーグ球団相手に2試合連続の好アピール。期待の背番号44が外野争いの主役になりつつある。

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